異例の「採決せず」

2013/06/26 5:25 に 佐藤篤 が投稿   [ 2013/06/26 5:26 に更新しました ]

こんにちは!墨田区議会議員の佐藤あつしです。


本日、墨田区議会区民文教委員会が開会されました。その中で、議案第55号「本所地域プラザの指定管理者の指定について」の審議が紛糾し、異例の「採決せず」、改めて委員会を開会して採決する扱いとなりました。

 

本件は、今秋に開館する本所地域プラザの施設管理を行う者、すなわち指定管理者を選定するのに必要な議決です。

 

問題となったのは、この指定管理者が非公募で選定された点です。指定管理者制度は、公共施設の管理に民間の能力を活用し、住民サービスの向上や経費節減等を図ることを目的としていますから、原則として公募し、たくさんの民間団体からよりよい指定管理者を選ぶことが大切となります。

 

非公募で選ぶには、条例上「特別の事情があると認める場合」が必要ですが、きょうの委員会では、区長側から、①その理由が詳らかにされなかったことに加え、②区長の下に設置されている指定管理者選定委員会では、客観的に点数化された審議すらされておらず、決定プロセスがあいまいであった、ということが問題とされました。


非公募であっても、愛知県東海市のように、客観的点数基準を設定し、公表している自治体もあり、私はこの設定と公表を区長に求めていこうと考えています。

 

指定管理者として指定された、一般社団法人地域プラザBIGSHIPさんは、本所地域プラザの設計から携わってこられた地域住民を主体に組織された団体で、墨田区のガバナンス(協治)の象徴となる団体です。私もたいへんよくがんばっておられることを聞いております。

 

それだけに、区長部局は、本議案の提案者として、しっかりと住民の代表者たる区議会に対して、選定に至る経緯の説明責任を果たすように求めるものです。