東北関東大震災

2011/03/15 9:41 に 佐藤篤 が投稿   [ 2011/09/13 19:25 に更新しました ]
墨田区の皆様こんにちは。佐藤あつしです。

まず冒頭、東北関東大震災において被災された方に心からお悔やみを申し上げます。

きょうは、大震災の夜の出来事について書きたいと思います。

長文となっておりますが、お読みいただければ幸いです。

さて、東北関東大震災の夜、私は大学院3年間の学費を半分負担してくださった財団の奨学生卒業式に参加するため五反田の「ゆうぽうとにおりました。

晴れやかな後輩たちにかつての自分の姿を重ね、彼ら未来にはどんなに素晴らしい世界が開けているのだろう。

自分は彼らの手本となるような人間に、少しでも成長しているだろうか。

などと感無量の想いで参加していた、卒業生代表あいさつの最中、これまで経験したことのない、とてつもなく大きな揺れが式場全体を襲いました。

飛び交う大声、右往左往する卒業生、生きた心地のしない中、誰も彼もがとっさに机の下へ避難。

今思い出してもぞっとします。

揺れが収まり家族に連絡を取ろうにも、電話もメールもつながらない状態。

財団スタッフの方の指示で 18 時まで待機しておりましたが、その後電車がすべて止まったため、歩いての帰宅を決断しました。

手元のiPhoneを見ながら街ゆく人々に声をかけ、「日本橋?こちらですよ!」とすれ違う方々と助け合いながら、三田にさしかかった頃、おじい様が路上に倒れていらっしゃいました。

一瞬我が目を疑い、気が動転しましたがそれも束の間。

思わず駆け寄り「どうなさったのですか?」と聞くと、転倒して腰を打っておられ、立ち上がることも歩くこともできないご様子。

場所は違えど向島消防団としての職務をしなければと、向かいのお店の固定電話を借り119番。

しかし2時間待っても一向に救急車の来る気配はなく、やむを得ずおじい様を抱えて泉岳寺まで2駅戻り、お知り合いのお店までお届けました。

人心地ついたせいでしょうか。

堰を切ったように二人して雑談を交わしていますと、なんと早稲田の大先輩!

これも何かのご縁かなと、随分と気持ちが持ち直したような気がします。

再び三田駅まで戻ると、三田線がかろうじて動いており、春日駅まで行って大江戸線に乗り換え、蔵前駅までなんとか到着。

蔵前駅からタクシーに乗ろうとするも、タクシーはすべて満車。

結局歩いて帰宅し、家族の安全を確認するまでざっと6時間。

落ち着いた頃には日も変わる24時を回っておりました。

こんなとき、職場と住居が近ければ・・・

そのようなことを我が身を持って考えさせられる貴重な1日となりました。

「職住近接」の街づくり(職場と住居が街で完結する街づくり)を都市防災の観点から考えていきたいと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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