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【区民相談】修学旅行と英検の受験が重なっている、さてどうしよう。


 そんな中学3年生の保護者の方のご相談が、昨日寄せられました。


 修学旅行は一生の思い出となる学校行事。そしてコロナ禍で行事が制限されている中、子どもたちが楽しみにしているものの一つでもあります。


 他方で、英検資格は、来年の高校受験で加点要素になり、この秋の受験を逃しては間に合いません。


 さて、どちらを選ぶべきなのか・・・中学生を悩ませてしまいました。コロナ禍で修学旅行が延期されている中、タイトなスケジュールでこのようなバッティングが発生してしまったこと、やむを得ないとは言え、本当に申し訳ないことです。


1 英検は代替措置がある

 さっそく、私の方で調査しましたところ、英検協会のホームページに、従来日程以外に、S-CBT日程というものがあり、毎週土日に開催していること、この試験に合格すれば、公式日程と同じ英検の資格が付与されることがわかりました。


 保護者の方にそのことをお伝えし、きょう、志望校に問合せしていただきましたら、S-CBTでも問題ないということが確認されました。ホッとしました。これで修学旅行に心置きなく行くことができます。


 ただ、追加受験費用が発生してしまうことは、申し訳なく思います。



2 修学旅行に遅れて行くことも選択肢

 なお、志望校によってはS-CBTでの受験を認めないというところもあり得ます。その場合は修学旅行に遅れて行くことが認められるべきだと考え、教育委員会に掛け合ったところ、「保護者が関西まで連れて来れば認める」ということでした。


 コロナ禍で県境を越える移動は最小限にしなければいけない中、また保護者の費用負担が発生するこのような方法は、改善の余地があることを伝えてあります。


 例えば、東京駅まで保護者が送り、関西の最寄駅で教員が引き受けるという方法もあり得ると思います。もちろん、生徒の安全が十分担保された前提の上ですが、保護者が連れてくるとなると、実質的には修学旅行を休まざるを得ない生徒も出てしまうことを危惧しています。


3 志望校に確認し、中学校とも十分相談を


 当該学校の生徒や保護者の皆様で悩まれている方は、追加受験費用が発生してしまいますが、志望校に確認した上、S-CBTの受験をぜひご検討ください。また、これが認められない場合は、修学旅行に遅参する措置について、学校と十分協議してみてください。


 来年以降も、このような事例も危惧されることから、十分にこの代替受験措置があることや、修学旅行の遅参も認めること、しかもそれが保護者の負担なく代替できることを、修学旅行の説明会で周知するように教育委員会には要望しておきました。


 修学旅行の大切な思い出づくり、また高校受験の成功の両立を、区議会議員として心から応援しています。コロナ禍でたくさんのことを諦めなければならなかった中学校生活、最後くらいは全部叶えてあげたいと思っています。


 がんばれ、墨田区の中学生!



 


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