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錦糸町「モスク建設」の真偽と墨田区が果たすべき役割について


 墨田区議会議員・佐藤あつしです。


 現在、私の元には、錦糸町地区にモスクが建設されるのではないかという情報が寄せられています。地域の皆様の関心が高いこの問題について、現時点でリサーチした内容と私の考えをお伝えしたいと思います。


1 現状のリサーチ内容

 まず、この情報の真偽について区役所建築指導課に確認をしました。その結果、現時点で、区に対してモスク建設に関する宗教施設側からの相談や申請は寄せられていないとのことです。


 建設にあたっては、建築基準法や地域の生活環境を守るための墨田区中高層紛争予防条例などの要件を満たしているかどうかが審査されます。これらの法的要件をクリアしていれば、区は建築を許可することになります。こうした施設そのものを規制する立法がないため、むしろ、許可しないことは違法となります。


2 「排外主義」ではなく「地域共生」の視点で議論を

 モスクは宗教施設であり、その建設に「イスラム教だから」「外国人の施設だから」という理由だけで反対することは、信教の自由や人権を尊重する日本国憲法の精神に悖る、排外主義に繋がりかねない危険な考え方です。これは高市政権も「排外主義と一線を画し、違法な外国人について対策をする」と言明しているように、明確に否定しています。


 しかし、地域住民の皆さんが抱く不安も無視することはできません。モスクは、他の宗教施設(神社・寺院・教会)と異なり、特定の時刻に多数の信者が集結するという特徴があります。特に、例えば、礼拝時の多数の来街者による混雑、周辺道路の渋滞、騒音、治安の悪化などが、長年住まわれている近隣住宅の生活環境に大きな影響を与えるのではないかという懸念です。こうしたことについては、十分検討する余地があると考えます。


 この具体的な影響、特に生活環境への影響については、私達、区議会と行政がしっかりと対策を講じる責任があると考えます。現状、こうした宗教施設が地域に与える影響を調整するための十分な立法(法律や条例)は存在しません。唯一考えられる、「墨田区自転車等の利用秩序及び自転車駐車場の整備に関する条例」では、一定の規模の施設について、自転車の附置義務を課しておりますが、遊技場やスーパー、銀行や病院について対象となっていますが、宗教施設は対象外となっています。


 こうした部分も含め、そのため、私は、まずは地域住民の皆さんのご意見をしっかりと集約し、可視化すること、その上で条例でできる範囲の対策を検討することが重要だと考えます。


 その上で、現状の立法がない段階では、モスクの建設を計画する宗教施設側と、地域共生のための具体的な協議を行う必要があります。交通対策、騒音対策、来街者へのマナー啓発など、あらゆる側面から、お互いが気持ちよく共存できる道があるのか、この点についての議論が必要です。


3 ご意見をお寄せください

 私は、この問題について、冷静かつ建設的な議論が進むよう、引き続き区民の皆様の声に耳を傾け、区政を動かしてまいります。ご意見・ご要望がございましたら、ぜひ下記までお寄せください。拝読させていただきます。


記事の感想やご意見、ご質問など、お気軽にお寄せください。

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