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執筆者の写真佐藤あつし

【議会報告】「あわの」がなくなる?保育・学童の空き問題、保育園や学校の対応がバラバラ問題、肌着着せてはいけない問題など・・・

更新日:2021年8月22日


 きょうは、私の所属する子ども文教委員会でした。保護者の皆様や学校・保育現場から寄せられた情報を中心に、下記の論戦を挑みました。速報として簡単にまとめましたので、皆様にお知らせします。


 ご意見をお寄せいただいた皆様、本当にありがとうございました。皆様のお陰で、保育・教育現場の課題、子どもたちが悩んでいることに応えることができました。

1 曳舟幼稚園が閉園


 公立幼稚園適正配置の関係で曳舟幼稚園が閉園するが、併設する曳舟小学校の児童が急増しているため、小学校のために使うべき。

今後検討していく(教育委員会参事)。


2 区長はもっとリーダーシップを

 地方教育行政法の改正の趣旨からすると、総合教育会議は区長のリーダーシップを発揮すべき。現状台本の読み合いばかりで、リーダーシップも課題があるので、リーダーシップを持ってあたるべき。また独自の情報源を持ち、課題設定機能を強化すべき。


もっとフリートークが必要だと思っている。努力したい(区長)。


3 あわの自然学園がなくなる

 

 老朽化、熊が出る問題、近隣に医師が確保できない問題から、(私も小学校時代の思い出ですので大変残念です・・・)あわの自然学園がなくなるが、これに当たっては、その代替策を入念に検討すべき。


国立青少年教育振興機構の施設(那須または諏訪湖)を活用する。サッカー少年野球等の少年団体が行っている夏季の交流事業には鹿沼市内の施設を斡旋する(教育委員会学務課長)。


4 保育園ごとに対応バラバラ問題

 ①自治体と保育園の契約関係についての学問にどう整理しているか。②その上で、保育園ごとにコロナや台風の際に園ごとに対応が大きく違うことについてどう対応するか。

①公法上の準委任契約という見解もあるが、諸説ある。何らかの私的な保育サービス供給契約ということは言える。②保育園運営権との兼合いを整理する必要があるが、課題と受け止め、改善に向けて検討してみる(子ども子育て支援部長)。


5 保育定員が余っているのに使われていない問題

 2〜3月の保育定員が余っているのに使われていないのは、待機児童がいる中で、もったい無いのではないか。公金の適正しようという観点から問題がある。

人員が不足で処理できず、やむを得ず4月定員に回している。課題と受け止め、検討する(子ども施設課長)。


6 土曜日に学童の枠が余っているのに使われていない問題

 土曜日に空いている学童の枠が使われていないから、土曜保育がない学童クラブから通わせてあげるべきではないか。

課題と受け止め、検討する(子育て政策課長)。


①私がSNSで調査した結果、今朝までに4校でこの問題が確認された。肌着は替えを持っていけば済む話で、風邪を引くからという話は合理的理由がない。また肌が鍛えられるとかいうことも合理的根拠がない。(墨田区の事例ではないが)報道では、女子生徒のブラジャーを男子教諭が確認して、その着脱を認めているという例もある。児童の性的羞恥心に配慮すべきではないか。また、②東京都が銭湯の異性の入場年齢を9歳から6歳に引き下げるが、このような時代ゆえに、着替えも低学年から分けるべきではないか。

①全校調査を行い、そのようなことのないように指導していく。②現在小3までは同じクラスとしているが検討したい(教育委員会指導室長)。


8 スマホ持込み基準が各校でバラバラ問題

現在、教育委員会から通達を出しているが、学校で差が生じている。同じ状況なら等しく認めるべきではないか。

一定のルールが徹底されるように指導していく(教育委員会指導室長)。


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