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多重受診による「薬物不正流通疑惑」を徹底追及せよ!

 墨田区議会議員の佐藤あつしです。


 先日、墨田区薬剤師会の先生方と行った勉強会で、医療における看過できない重大な不正疑惑が浮上しました。それは、特定の個人が複数の医療機関・薬局を頻繁に受診し、過剰な量の医薬品、特に向精神薬を不正に入手しているのではないか、という問題です。


1  年間8,000錠の処方事例と闇市場の影

 通常、年間365錠程度の処方が通例である向精神薬が、ある事例では年間8,000錠も処方されている実態が明らかになりました。これは、文字通り毎日、病院や薬局を回り、薬を入手していることを示唆しています。

 そして、この過剰に入手された薬が、闇市場に横流しされている疑惑があるのです。これは単なる保険制度の不正利用に留まらず、国民の安全を脅かす薬物不正流通に直結する重大な犯罪の可能性を秘めています。


2  区を越えた不正への対応の壁

 墨田区薬剤師会は、この疑惑事例について、会員薬局や墨田区医師会と情報共有を進めています。しかし、不正に入手しようとする者は、当然ながら区外の医療機関も回って薬を入手しているため、区内だけの情報共有では限界があります。

 また、薬局側も薬剤師法第21条により、「正当な事由」なく処方箋を拒否できないため、明確な証拠がない限り、窓口で断ることが困難な状況にあります。この法や制度の壁が悪用されているのが現状です。


3  墨田区が進める不正対策と国の制度への働きかけ

 こうした不正の連鎖を断ち切るため、墨田区では具体的な対策の検討を進めています。

  • 国民健康保険法第62条(療養の指示に従わない場合)の活用を検討し、正当な理由なく過剰な多重受診を繰り返す者に対し、保険金の不支給を含めた厳しい対応を検討しています。

  • 不正が横行している紙の保険証による多重受診を防止するため、有効期間の短い「資格確認書」の発行ができないか、具体的な制度設計を検討しています。

  • 最も効果的な対策として、今後普及していくマイナ保険証のオンライン資格確認システムに、多重受診による不正利用者に関する情報を明記することができないか、国に対して働きかけていきます。


4  刑事告発と法改正の必要性

 私は区議会議員として、この深刻な問題について、松島みどり総理補佐官とも情報共有を行いました。


 現状、薬物の不正流通は、主に詐欺罪(保険金詐取)、麻薬・向精神薬取締法、薬機法違反などで対処され得ますので、刑事告発を積極的に行うよう提案しています。また、現状の有償譲渡だけでなく、過剰な向精神薬の「所持自体」を犯罪とすることも検討の余地があります。


 区民の健康と医療資源の適正利用を守るため、私は引き続き、この多重受診による薬物不正流通疑惑の追及に、全力で取り組んでまいります。



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1件のコメント


jutaro 0428
jutaro 0428
2025年11月28日

私はADHDの治療のためにコンサータとかを処方してもらってますが、こういう人達のせいでコンサータの規制が本当にキツくなって、ADHDの人はかなり医者を探す必要があり、選択肢が狭まっているので、本当になんとかしてほしいですね。マイナンバーカードとかで過去にどんな薬を処方されたのかとかを共有しないと処方されないとかでも良いくらいな気もするくらいです。

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