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執筆者の写真佐藤あつし

私なりの衆院選2021(マツミド+公明党のこと)



1 松島みどり候補(マツミド)を応援する理由


 私は、自民党の中でも、外交安全保障は現実路線、内政は人権・福祉重視のスタンスを取ってきた議員です。総裁選をご覧になっていただければわかるように、特に内政に関してはさまざまな意見があるのが自民党です。これもまた多様な民意を吸い上げている自民党の良さであると思っています。


 そのような中、マツミドは、私の政見と重なる部分が多く、取り組んでいる政策も、例えば無戸籍児の解消ひとり親支援こども庁の創設など・・・この国に生きる誰もが分け隔てなく、本当に安心して深呼吸のできる社会を作ろうと、見えないところで奮闘してきました。





 私は、そのようなマツミドを見てきて、ただ単に同じ党だからということを乗り越えて、本当に心から応援したい政治家なのです。このような視点を持った政治家が自民党の中には絶対に必要で、落としてはならないと思っています。


 毎年夏、自民党の勉強会を開いていますが、今年は、座席が隣(特等席!)でした。一緒に資料を見せあったり、区の実情や条例のことを紹介したりして意見交換しました。マツミドは読めないような字(褒め言葉)をすらすらと書いて、一生懸命聞いてくれました。

 「代議士!これ法務省でやってください、厚生労働省に掛け合ってください、地方自治法の解釈を出してください。」と伝えると、翌朝、すぐに答えをくれます。実際に数日で大きく動いたことがたくさんありました。


 私が相談を受けてきた墨田区の一つの小さな事例でも、「この法律のこの文言を変えると、きっと全国の同じような事業者が助かるから、代議士、やってみてくれませんか。」というようなことを毎日やってきました。そんな私の声にマツミドはしっかりと要点を捉えて、答えてくれます。


 私は墨田区という小さな街の議会に1議席を有する議員に過ぎませんが、マツミドという武器を通すと、全国のための地方議員になることができるのです。


 帰宅すると、そんなマツミドにまた明日も会いたくなる。明日もマツミドと話してみたくなる。マツミドと明日の日本を語ってみたくなる!


 私にとって憧れであり、仕事の大切なパートナーであるマツミドを、この東京14区から失いたくない。その一心で応援しています。


 私と一緒にぜひ応援してくださったら、嬉しいです。


2 私が公明党に投票する理由

 自公連立政権の選挙協力だから、ノルマとして公明党に投票するのではありません。


 私は、公明党が連立政権において一定の地位を占めることが重要であると思って、成人してからこれまでも一貫して比例代表については、公明党へと投票してきました。

 例えば私は、選択的夫婦別姓や非嫡出子の相続分差別、未婚者の控除非適用問題など、現場で悩み苦しむ人たちの人権問題に、憲法の光を当てようという思いでライフワークとして活動し、区議会でも提言してきました(その結果、みなし寡婦控除については法整備前に墨田区で先行して実現)。しかし、自民党内には、こうした問題に慎重な意見があるのも事実で、なかなか進まないできたのも現実です。


 こうしたことに熱心に取り組み、時に自民党をリードしてきたのが公明党でした。自民党だけでは拾いきれない民意を公明党が拾ってくれる。連立政権の中で、バランスの良い政策に作り上げてくれる。そういう公明党の存在を頼もしく思ってきました。


 もう一つエピソードがあります。集団的自衛権の議論の際、憲法との抵触問題がありました。私は学生時代憲法専攻でした。集団的自衛権を認める点では異論がありませんでしたが、憲法との抵触問題を解決するためには、どう考えても改憲手続を経るべきだと考え、大いに憂慮してきました。そうした中、公明党は、これを「存立危機事態」という概念でしっかりと法的に整理してくれました。本当に安心したのを今でも覚えています。


 自民党がエンジンだとすると、公明党はもう一つのエンジンにもなるし、時にブレーキにもなってくれる。


 自民党という水道水のお風呂だけでも十分気持ちいいのですが、言ってみれば温泉入浴剤みたいな公明党(例えが悪かったらごめんなさい(^_^;))。公明党という入浴剤が、もっと気持ちの良いお風呂にしてくれます。私はその入浴剤をいつも買ってお風呂に入れているのです。

 そういうことで、私は友党という存在を超えて、公明党の連立政権における存在に期待をしています。今回も自信を持って公明党へ投票します。



 もちろん、私を支持してくださる方の中にはこうした考えの方だけではないと思います。そうした方にはぜひ自民党への投票をいただくことも、大変意義のあることであると思っています。ご判断いただければと思っています。


 重要なことは、衆院選は政権選択の選挙であるということです。


 北朝鮮が不穏なミサイルを発射し、中・露の艦艇が津軽海峡を通過して、台湾有事が想定される今、政治の安定が大切な局面であると私は考えています。自民党や公明党への投票が、これに直結するということを忘れないでいただきたいと思っています。


 自公政権も100点ではありません。反省すべき点もたくさんあります。そうしたご批判も含めて、丸ごと受け止めたいと思っています。BestではなくBetterという意味での選択は自公政権であると思っています。


 ご批判も含め、有権者の皆様の一票が、この国の未来に有意義なものとなるよう、心から願っています。


 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。


 


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