これまで、墨田区の実施計画に基づいて、ワクチン接種を進めてきたところですが、本日、具体的なスケジュールが出ましたので、区民の皆様にいち早くお伝えします。
1 コロナワクチンの基礎的なお話
・ワクチンは、厚生労働省の薬事承認を受けたもので、一定の安全性が確保されています。詳しくは首相官邸HPをご覧ください。
・ただし、接種は義務ではなく、あくまで任意です。
・これまで供給されてきたファイザー社製のほか、アストラゼネカ社製、武田・モデルナ社製が供給されることとなりました。当面は、墨田区で行う分は、ファイザー社製です。なお、アストラゼネカ社製については、海外で血栓の事例が報告されており、当面、日本国内での接種はしません。また、武田・モデルナ社製については、当面、自衛隊が設置する、東京・大阪のいわゆる大規模接種会場で使用される予定となっています。
・どの会社のワクチンを接種するかどうかは、自己決定権に関することですので、必ず事前に知らされます。ご安心ください。
・知見がまだ蓄積されていないため、当面16歳未満は接種しません(ファイザー社製、武田・モデルナ社製・アストラゼネカ社製は18歳未満は接種しません)。なお、墨田区内で保育園・幼稚園・学校における児童・生徒間感染はほとんど確認されていません。
2 接種の順番
医療従事者等 →高齢者施設入所者等 →高齢者 →基礎疾患者・施設従事者等 →60ー64歳 →一般 となります。
※優先接種に関して要望がありました、柔道整復師については医療従事者枠で、訪問介護・デイサービス事業者については基礎疾患者・施設従事者等でいずれも一定の要件に合致した場合、優先接種することができます。詳しくは事業所から区に申請していただくことになりますので、訪問介護・デイサービスに従事されている皆様は、勤務先にお問い合わせください。
3 接種場所
集団接種(4会場)をメインに、個別接種(区内病院)がフォローしていきます。
【会場一覧】
なお、国技館会場では、日本相撲協会の温かいご配慮により、力士と一緒に「楽しく」接種することができます(高齢者・基礎疾患者の1回目接種に限る・抽選)。
4 接種会場のイメージ
例えば墨田区役所会場はこのようなイメージです。
※引用 墨田区議会区民福祉委員会資料
5 具体的なスケジュール
概ね、一般の方は6月下旬〜7月上旬に開始され、秋までに集団接種を完了し、来年2月末までに個別接種を完了する計画となっています。
※墨田区議会区民福祉委員会資料
具体的なスケジュールが公表されました(すみだ区報より)。16〜64歳の方には、6月1日に一斉に接種券を発送します。
◆予約開始日時(開始時間はいずれも午前8時30分)
基礎疾患がある方・訪問介護施設等に従事している方 6月14日(月)
60歳〜64歳の方 6月21日(月)
40歳〜59歳の方 6月28日(月)
16歳〜39歳の方 7月13日(火)
65歳以上の方には4月1日に接種券を発送し、5月1日 から予約開始済み
◆接種開始日
基礎疾患がある方・訪問介護施設等に従事している方 6月21日(月)
60歳〜64歳の方 6月28日(月)
40歳〜59歳の方 7月6日(火)
16歳〜39歳の方 7月20日(火)
※ 上記の内容は、インターネット ( 墨田区専用予約システム ) とコールセンターで予約可能な「区施設・病院」で接種する場合の日程です。「その他の医療機関」では、各医療機関ごとに日程を定めているため、直接お問い合わせください。
<基礎疾患の基準>
以下のいずれかの病気や状態の方で、通院・入院している方となります。※BMI(体重kg÷身長m÷身長m)が30以上の方を含みます。なお、医師の診断書等は不要で、自己申告となります。
慢性の呼吸器の病気
慢性の心臓病(高血圧を含む)
慢性の腎臓病
慢性の肝臓病(肝硬変等)
インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病、またはほかの病気を併発している糖尿病
血液の病気(鉄欠乏性貧血を除く)
免疫の機能が低下する病気(治療中の悪性腫瘍を含む)
ステロイドなど、免疫の機能を低下させる 治療を受けている
免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
染色体異常
重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
睡眠時無呼吸症候群 重い精神疾患(精神疾患治療のため入院している/精神障害者保健福祉手帳を所 持している/自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する)や知的障害(療育手帳を所持している)
6 副反応について
・アナフィラキシーショックやけいれん発作が起きやすい、アレルギーやてんかんの既往がある方は、かかりつけ医または、病院で接種するよう周知します。
・接種会場に状態観察の場所を設け、接種後約15分〜30分副反応を確認します。
・アナフィラキシーショックやけいれん等の症状が出現した場合は、医療従事者が速やか
に応急処置を行うとともに、バックアップ病院に搬送します。
・万が一副反応が起こった場合には、予防接種健康被害救済制度があります。
※引用 墨田区議会区民福祉委員会資料
7 予約方法について
集団接種会場と7つの病院会場については専用予約システムで、その他の医療機関で接種を希望する場合は、各医療機関に直接連絡することになります。不明な点は、下記問合せダイヤルまでお問い合わせください。
※引用 墨田区議会区民福祉委員会資料
8 よくある質問
区民の皆様からご質問が多かったことについてお答えします(随時追記していきます)。
コールセンター・予約システムからの予約を既にとっている場合は、これを取り消さないと、次の予約を入れることができません。万が一、次の予約が取れないで不安だという方は、コールセンター・予約システム以外の、個別のお申込みができる医療機関へ先にお電話ください。この場合、次の予約が取れてから、前の予約を取り消すことができますので安心です。
厚生労働省のコロナワクチンナビで区内の最新ワクチン状況(一部)を確認することができます 医療従事者については区の会場で行っていますが、個別の病院でも接種できる場合があります。
心当たりのないログイン(不正アクセス)があった場合、予約番号の変更が現状できないので、個別のお申込みができる医療機関へのお申込みに切り替えてください。上記システムと連動していないため、安心です。
障害者施設従事職員の優先接種は、高齢者施設従事職員と同列で優先接種となります。
区報コロナワクチン特集号(全戸配布)が届きません→シルバー人材センターに委託をして配布していますが、数日間かけて届きます。もし届かない場合は、区役所03ー5608ー1111(広報広聴担当)までご連絡ください。
現在、ワクチンのキャンセル・余剰分については、国の基準で優先接種に当たる、保健所職員に対して、「医療従事者等」として接種しています。
その他、詳細は、すみだ区報(20210525特集号)をご確認ください。
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